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年々姿勢が悪くなる(全身の筋肉が硬く前重心)

40代男性 Nさん 
年々、筋肉の硬さが増し、姿勢が悪くなってきたことを、奥様が心配され、調整を勧められて来院される。

初回調整前   3回後    8回後

側湾症22


・青いラインは踝からの垂直ライン(重心線)
・赤丸は下から踝、股関節、肩関節
・それぞれをつないだ赤ラインは耳の穴を通過

左、初回調整前
頭部、股関節の前方ズレで重心が前にある。
中央、右の写真では
頭部、股間節共に青の重心ラインに
近づいている。
リラックスして立てていること
分かるでしょうか?
Nさん、全身的に緊張緩和感と、
奥様の反応に上々な様子でした。

こうしてラインを入れて見てみると
重力に対して自分がどの様な状態にあるのかが
分かります。

しかし、左の写真を何のラインもなしで
みた場合、一般の方からすると
「頭が前に出てる」
「ちょっとお腹が出てる」
のが気になる程度で、
何がどう問題なのか明確に答えられる方は
ほとんどいないと思います。

青いラインの重心線
赤いラインの身体軸が一致する程、
骨格主導の立位状態となり、
不要な筋緊張が減少します。

青赤2つのラインの不一致は
重心の不安定さを意味し、
不安定さを補うために、
股関節の前方位を中心に全身拘束による
立位維持を通常モードとしていきます。

年々筋肉の硬さが強くなり、
骨格的老化の進行が促進されるため、
冒頭の状態、ご相談内容となるのも
理解出来ます。

前重心、股関節位置の不適切による脚筋肉の偏りは
年々大きくなります。

側湾症23
60代女性、Sさん


年々太ももの後ろ側は痩せ細っていくので
お尻の筋肉は下がり、典型的老化骨格である
骨盤後傾に向かいます。

今回記事のNさん、上記写真のSさん、
前回記事のUさん、皆さん同じ理由で
骨格的老化が進行しています。
 
側湾症24
それは前重心です。

静止立位だと骨盤後傾と踵重心の後ろ重心に見える
方もいます。(説明すると長くなるので、ここでは省きます)
しかし、動作時は前重心の場合と同様な
状態になるため、どちらにせよ、脚の筋肉のアンバランス
(前横の過緊張、後ろ内の緊張低下)が起きます。

色々言われても、言葉では分かりにくいと思いますので、
その脚の筋肉状態が骨格的にはどのようなことに
なるのかを見てみましょう。
右から左へ見て下さい。

側湾症26

 老化骨格                          本来の骨格立位


筋肉の硬さ、不良姿勢、老化・・
重心、重心線、身体軸・・
何となくでも理解に繋がるといいのですが。

こんな小さい時から、構造的に不利な
立位姿勢が始まっています。

側湾症27


構造的に正しい姿勢の理解、
正しい姿勢教育が必要です。